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2018.01.15

イベント時にステージに加えて用意しておきたいもの

イベント時にステージに加えて用意しておきたいもの

イベントにステージは不可欠な設備です。加えて、イベントの内容をより洗練するためには、ステージ以外にも用意していただきたい設備があります。こちらでは、ステージに加えて用意しておきたいものを、それぞれの用途や必要となるイベントの内容とともにご紹介します。イベントの開催に向けて、必要な設備の洗い出しを抜かりなく行っておきましょう。

ケコミ

ステージの舞台は金属製の土台、鉄骨などで支えられています。観客側に土台、金具が露出している状況は、あまり好ましくありません。ステージの下部は「ケコミ」と呼ばれる仕切りで覆われ、観客から隠されます。

ケコミの素材としては布や板が一般的です。ケコミとして使用される布はその外観から「スカート」と呼ばれることもあります。

カラーの決まりはありませんが、通常は黒、ブラウンなど目立たない色が選ばれます。また、ケコミで隠したステージ下部には、配線や工具などイベントに必要なものを収納可能です。

バックボード・バックパネル

ステージ後方のスペースは「バックボード」、あるいは「バックパネル」と呼ばれる大型の板で隠されます。バックボードの後方のスペースをほかのついたてなどで囲えば、イベント関係者用のエリアとして活用できます。

ステージを見上げる際、観客の視界には常にバックボードが入ります。そのため、バックボードには通常、イベントタイトル、キービジュアルなど、そのイベントを象徴するデザインが用いられるのが一般的です。

一方で、エンターテインメント性に富むイベントの場合はその限りではありません。演出の観点から、ライティングとの相性が考慮されることもあります。

カーペット

ステージには舞台となる板が設置されています。この上で直接イベントを実施しても問題はありませんが、ステージ上の色味を変えたい場合はカーペットを用います。ステージ上に敷くカーペットとしては「パンチカーペット」が一般的です。

パンチカーペットは繊維を絡み合わせた丈夫な素材であり、イベントの現場では頻繁に使用されています。DIYショップなどで購入可能です。30m程度のロール単位で、非常に安く販売されています。

パンチカーペットの変更はステージの印象を簡単に変える方法としておすすめです。さまざまな内容のイベント開催を予定している場合は、複数のカラーのパンチカーペットを用意しておくといいかもしれません。ひとつのステージで、多くのイベントに対応できるようになります。

音響設備

音響設備

中規模から大規模の会場で人の声を聞かせるイベントを行う場合、肉声だけでは参加者へと声を届けるのが困難なため、マイクやスピーカーが不可欠です。また、音楽イベントなど音を聞かせることが主旨に含まれるイベントでは、音を調整するためのミキサーなどさらに専門的な機材が必要となります。

本格的な音響設備は価格が高く、設営や操作にも専門的な知識を要します。運営側に十分な機材やノウハウがない場合は、音響の専門業者に依頼しましょう。機材の貸し出しから設営、音の調整までを一手に引き受ける業者が存在します。

一方で、継続的にイベントを開催していく予定があるならば、イニシャルコストを投入して音響設備を購入してもいいでしょう。イベントでの使用に足る本格的な音響設備一式を揃えようとすると大変高額な出費となりますが、中長期的に見れば専門業者に毎回依頼するよりもお得です。

照明設備

照明設備

音楽ライブイベント、ダンスパフォーマンス、ファッションショーなど、エンターテインメント性が高いイベントを開催する場合、照明設備があると演出面で多いに役立ちます。また、屋外で夜間のイベントを開催する際には、内容に関わらず舞台上の方を照らすライティングが必須です。

イベント用の照明として、光の筋の照射や簡易的なスポットライトとして用いられる「パーライト」、特殊効果を目的として使用される「ムービングヘッド」などが挙げられます。イベントの内容によっては「ミラーボール」を使用するのも効果的です。プロユースの機材は当然高価ですが、最小限の機能が搭載された比較的安価なものも流通しています。

音響設備と同様に、イベントに照明を導入する際は専門の業者に依頼できます。機材自体は個人でも購入可能なので、繰り返しイベントで使用する場合は購入を検討してもいいかもしれません。設備のみを運営側で用意し、当日の操作をプロに依頼する方法もあります。

まとめ

いかがでしょうか。イベントを本格的にしようとするほど、ステージ以外にも多くの設備が必要です。もちろん設備を用意するためにはコストがかかりますので、設定されている予算の中でどの程度の設備をそろえられるのか、あらかじめよく検討してください。

また、こちらでご紹介したのは、あくまでイベントに必要な設備の一例です。実施するイベントの内容によって必要な設備は変わってきます。イベントを計画している段階で必要な設備について明確にイメージしておきましょう。

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